2014年9月30日火曜日

【珈琲の本】大坊珈琲店

大坊珈琲店

著者 大坊勝次





















久しぶりに珈琲の本を読みました。
とてもカッコ良く大人な一冊だと思います。

僕にとって大坊珈琲は幻の珈琲屋さんであり、
師匠がリスペクトしている珈琲屋さんでもあり、
想像の世界に佇む伝説の1軒です。

本の内容は、

・大坊珈琲店のマニュアル
・お店の写真
・寄稿

の3つでとてもシンプルな構成です。

大坊さんご自身の生の声と
大坊珈琲を慕う人達の生の声が詰まっていて

お店を全く知らない人でも
大坊珈琲店がどんなお店なのか知ることができ、

まるで大坊さんが丁寧に点てる珈琲を
飲んでいるかのような錯覚を覚えました。

本を開いた瞬間にのめり込んでしまって、
一気読みするところでした。

なので、まだ全ては読んでいません。
なんだかもったいなくて(笑)

最近、ブログの更新もしなくなってしまい、
珈琲からちょっと離れた私生活をしていた僕を
また、珈琲の世界へと連れていってくれた大切な1冊となりました。

僕にも言わせてください。
「大坊珈琲さんありがとう。」





2014年9月14日日曜日

【自家焙煎の道】焙煎したコーヒーを飲んでみました。


昨日、焙煎したコーヒーを飲んでみました






















焙煎した次の日ということもあって、

コーヒーの膨らみが大きくでますね。

気になる味ですが、
ちょっと焦げくさい感じがしました。

ところどころ焦がしてしまったので、
それがきちんと味に反映されていますね。

そもそもですが、
3種類くらいの豆が不均等にブレンドされているので
美味しくはないんです(^^;)

ただこの状況から少しでも美味しいコーヒーを飲むとするなら、
1つのアプローチが考えられます。

それは、ハンドピックです。

昨日僕が焼いた豆はかなり煎りムラがあります。
生焼けの豆や焦げた豆が混ざっているので、
それらを取り除き、良い豆だけを残すというアプローチ。

これで、少しは味に変化が出ると思います。

因みに、良いコーヒー屋さんは
プロの焙煎をしてもハンドピックしてます。

「生豆をピックして、焙煎豆もピックする」
というアプローチは「常識」とされていないのが現状かと思います。

最悪、一度もピックしていない!?
なんてコーヒー屋さんも無きにしもあらず・・・。

手間をかけるからこそ良いものができます。
コーヒーに関わらず、何でもそんな気がします。

ピックをしてからの変化もシェアしたいと思いますので
楽しみにしていてください(^^)/


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2014年9月13日土曜日

【自家焙煎の道】手網で珈琲豆を焙煎してみました

【自家焙煎の道】手網で珈琲豆を焙煎















手網焙煎のアイテムをコンプリートしてから
1ヶ月経とうとしています。

前回うまくいかなかったのが原因で
なかなかやる気が起きませんでしたが、
やっと手をつけました(^^;

遅くなってごめんなさい。

さて、今回は新しいカセットコンロを使って初焙煎です!!



台所のコンロの上に、さらにカセットコンロを置いて焙煎しました。
煙が少し出るので、換気扇があるところがいいかと思います。

ただ、カセットコンロをそのまま置くと安定しないので
何か台になるようなものを設置するといいと思います。

カセットコンロでやってみた感想は、
とにかく焼きあがるのが早かったです。

とりあえずテストとしてやってみたので、
タイマーをセットしなかったのですが、
火力が強すぎで表面しか焼けていない可能性がありますね。

煎りムラもあって、ところどころ焦がしてしまいました。
なかなか難しいです。

生豆













焙煎した豆




















明日の朝、飲んでみてまた感想をシェアしたいと思います(^^)/

2014年9月9日火曜日

珈琲屋めぐり in Sapporo 札幌②

珈琲屋めぐり in Sapporo 札幌Part②です。


「嘉多山珈琲」さんと「森彦」さんのレビューをご紹介します(^^)/



嘉多山珈琲














営業:珈琲豆の焙煎、珈琲豆の店頭販売、カフェ
ホームページ:嘉多山珈琲公式ホームページ
場所:札幌市北区新琴似1条10丁目8-18 プログレス新琴似1F
Tel:011-769-3911
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合翌火曜日)
アクセス:駐車場あり(2台くらい)



”カッコいい大人の喫茶店”


嘉多山珈琲さんは一言でいえば、
カッコいい大人の喫茶店。

小さなスペースの店内で、
カウンター席と2名掛けのテーブル席を合わせれば
10席ほどです。

木目調の造りで、やわらかな間接照明がとても心地よく感じられます。

僕がお邪魔したときには、
店主が1人で営業されていました。

年齢は30代半ばの印象です。



”味のあるカウンター席”


カウンターの席が特徴的で、
とても味のある雰囲気を醸し出しています。

カウンター後ろの壁には陶器のカップが
シンプルに並べられていてとてもカッコいいです。

珈琲を淹れる作業風景も見ることができます。

この日はカウンターの端っこの席に常連らしき女性のお客さんが1人いて、
いつものように仕事をしている様子でした。

僕もお店をやるならカウンター越しで仕事をしたいですね。
お客さんに見られるので、ヘタなことは出来ないですし、
何よりコミュニケーションがとれるのが魅力だと思います。



”クリアな酸味が心地いいアイスコーヒー”











この日は、天気が良く少し暑かったので
アイスコーヒーをオーダーしました。

オーダー
マラウィヒルズ農協のアイスコーヒー

※ごめんなさい、価格は忘れてしまいました。

テイストは、良質な酸味を感じるクリアな味わいの珈琲です。
個人的には好きな味ですね。

メニュー説明では、
オレンジケーキのような口当たりと記載されています。
正直、ピンとこないですが(^^;)

ミルクを入れてみたのですが、
やはり酸味が特徴の珈琲にはミルクは合わないと思いました。



”小さな町の珈琲屋さん”


同店は”小さな町の珈琲屋さん”とも言える印象を受けました。
その地域に愛されているお店なんだと思います。

というのも、
お客さんの声が自由に書かれた歴史のあるノートや
毎月お店で発行している1ページ新聞を見て、
地域のお客さんに支えられて育ってきたお店なんだと感じたからです。

店主のお子さんとのエピソードも紹介されていて
親近感が湧きます。

とても参考になったお店でした。




森彦














営業:珈琲豆の焙煎、珈琲豆の店頭販売、カフェ
ホームページ:MORIHICO-森彦MORIHICO Face Book
場所:札幌市中央区南2条西26丁目2-18
Tel:011-622-8880
営業時間:平日・祝日11:00~21:30(L.O21:00)
       土日10:00~21:30(L.O21:00)
※10月~3月は閉店21:00(L.O20:30)
定休日:年中無休
アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩4分、駐車場あり(5台)


"隠れ古民家”



札幌の高級住宅地「円山」の住宅街に
ひっそりと佇む一軒の古民家。

周りの風景とは馴染まない異質な雰囲気が漂っています。
正しくは、周りの風景が馴染んでいないと言うべきかもしれません。

もとからあるべくしてあったのでしょう。

正直に言うと、店舗を探すのにかなり苦労しました。
車でぐるぐる回っても見つからず、道路工事が邪魔していることがわかったので
近くにあるマルヤマクラスというデパートに車を停めて歩いて伺いました。

植物の蔦が絡みついた古民家と小さなクラッシクカーが特徴のお店です。

ミーハーな高校生に紛れて、
多少躊躇しつつも男独りで暖簾をくぐりました。

とても感じのいい女性のスタッフさん
カウンター越しに作業をしつつも迎えてくれて

ちょっと危険な階段を上がる2階席へ案内されました。
2名席が3つ、4名席が1つの計10席。

僕が座った直ぐ後にまたお客さんがきて満席に。

1階にももっと広いスペースがあって、
それなりにお客さんで埋まっている様子でした。

さすが、有名人気店です。

内装はもちろん、実際に使っている電話がダイヤル式の電話だったり
時代を感じさせる世界観が創られています。


”吹き抜けから見下ろす作業風景”





















今回の珈琲屋めぐりで僕が一番衝撃を受けたのが、
この造りと演出です。

2階席の吹き抜けから、カウンター越しで作業している様子が
丸見えなんです。

これは興味深いですよね。

実際に2階席に座っていたマダム2人は
その作業風景をまるで子供のようにじーっと眺めて楽しんでいました。

僕はどうしても職業柄、お店側の立場になってしまうので
真上から見下ろされるのは「プレッシャーかかるよなぁ」とか
「これぞプロなんだなぁ」とか考えてしまいます。

尊敬してしまいますね。


”記憶に残るガトーフロマージュ”



オーダーはケーキセットを頼みました。

深煎りのオリジナルブレンドとガトーフロマージュです。

※ごめんなさい、こちらも価格がわかりません・・・。

珈琲はネルで淹れたしっかりとした味わいでいてクリアな珈琲という印象。

そして、ガトーフロマージュが衝撃的な美味しさです!
とてもやわらかでふわふわな食感、やさしい甘さと酸味が絶妙で
珈琲によく合います。

今思い出しただけでも、また食べたくなります。


”女性の憩いの場”



全体的に女性向けのお店という印象を受けました。

男独りではちょっとためらってしまうかもしれません。
まぁ僕はほとんど気にならないのですが。

古民家造りから感じられる独特の安心感や
働く女性スタッフの優しい雰囲気が女性には心安らぐ場所になるかもしれませんね。

メニューも手書きのものや、可愛らしい絵があったりして
とても女性的だと感じました。


今回お邪魔した森彦さんはMORIHICOの核となる店舗。
他にも興味深い事業展開をされているので、
チェックしていきたいと思います。


あとがき


今回、札幌の珈琲屋巡りをして
ある重要な気づきを得ることができました。

それは、「人の魅力」です。

僕は珈琲屋に限らず、食べ物屋さんであっても、
美容室であっても、スーパーやコンビニ、公共のサービスであっても

好きな場所だと感じるのは、
そこにいる「人」なんだと気づいたんです。

今回、全部で4店舗回らせてもらったのですが、
また行きたいと思ったのは「森彦」さんだけです。

それは、どのお店よりもズバ抜けて店員さんが素晴らしかったから。

あくまでも僕の個人的な感想ですよ。

そして感じるのは、そのお店の「人」が魅力的なら
そのお店自体も必ず魅力的に感じてしまうということです。

なので、どんなにおしゃれなホームページを作っても
どんなにカッコいい外装で魅力的なお店を造っても、
それを創った「人」に魅力がなければ、
本当に良いお店、愛されるお店は創っていけないんだと思いました。

僕も何かと表面的なことばかりに目がいってしまうので、
内面的な部分から磨いていかなければなりませんね。

この場を借りて、今回お邪魔させていただいた
SATO COFFEEさん、嘉多山珈琲さん、森彦さんに
お礼の感謝の言葉を述べさせていただきたいと思います。

ありがとうございます。


珈琲屋めぐりの記事はここまでです。
①と②で若干テイストを変えてみましたが
いかがでしたでしょうか?

実際にお店を見て回るのは、
いろいろな気づきや発見に巡り会えるので
どんどんお邪魔させていただき、この場で紹介させてくださいね♪


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2014年9月2日火曜日

珈琲屋めぐり in Sapporo 札幌①

こんにちは、Kenです

お盆後の連休を利用して、
札幌の珈琲屋めぐりをしてきました。


今回お邪魔したお店は4軒です。

SATO COFFEE 南18条店

SATO COFFEE 宮の森店

嘉多山珈琲

森彦


僕の個人的な感想をシェアしたいと思います。

今日ご紹介するのは2軒。
SATO COFFEE 南18条店と宮の森店です。


SATO COFFEE 南18条店




営業:珈琲豆の焙煎、珈琲豆の店頭販売、カフェ
ホームページ:SATO COFFEE 公式ホームページ
場所:札幌市中央区南18条西11丁目2-2
Tel:011-211-6881
営業時間:10:00~19:00
定休日:毎週水曜日
アクセス:じょうてつバス「南19西18」下車、駐車場あり(10台くらい)

Ken'sレビュー


石山通という大きな国道沿いに佇む
おしゃれな白いお店です。

1階が販売用スペースになっていて、
カウンターの奥には焙煎機が見えます。

カウンターで注文を済ませ、
2階の喫茶スペースへ移動。

シンプルな造りで、席は数十席といったところでしょうか。
ガラスの窓側にあるカウンターに座りました。

お店の様子

カウンター席




オーダーは、

ドリップコーヒー ¥550
☆胡桃ブレンドをチョイス

パウンドケーキ ¥280

胡桃ブレンドとパウンドケーキ













胡桃ブレンドは今まで飲んだことのない独特の風味が楽しめました。

最初の口当たりは透明感があって、
後から香ばしさがついてきます。
最後はまろやかな感じがしました。


お店のメニュー説明では、

モカとジャワの伝統的なブレンドです。
香ばしい苦味の中に深いコクと甘みがあります。
独特のフレイバーが新鮮な印象を与えてくれます。

と書いてあります。


パウンドケーキはボリュームがあって、
大きなイチジクと胡桃のフィリングが特徴的でしっとりと甘い味。

くどいと感じる人もいるかもしれませんが、
深煎りのコーヒーと飲むと見事なマリアージュを感じられると思います。


SATO COFFEE 宮の森店




営業:珈琲豆の店頭販売、カフェ、多肉植物と観葉植物の販売
ホームページ:SATO COFFEE 公式ホームページ
場所:札幌市中央区宮の森1条6丁目5-15 1F
Tel:011-688-6697
営業時間:月~金10:00~19:00、土日10:00~21:00
定休日:不定休
アクセス:地下鉄東西線「西28丁目」下車 徒歩10分、駐車場あり(4台くらい)


Ken'sレビュー


三角の角地に佇む、
ガラス張りのおしゃれなお店です。

最初にお邪魔した南18条店とは雰囲気が違います。
広々とした空間で、とても落ち着く雰囲気です。

カウンターで勉強に励む専門学生や
ノートパソコンと資料を広げて仕事をする女性、

近所のお年寄りが仲良く集まってお茶会をしていたり、
品のある熟年夫婦が午後のひと時を楽しんでいました。

僕は長いガラスの筒に入れられた巨大な観葉植物が
ドンと置かれた、仕事風景が見えやすい広いテーブルに座りました。

金色に輝く焙煎機が目に付きます。

TANOYという高価な音響設備を備え、
ライブステージにあるような大きなスピーカーから
生の演奏を錯覚してしまうクリアなメロディーが店内を包みます。

お店の様子

座った席からの眺め













オーダーは、
ブレンド珈琲 やまぶき ¥550

ブレンド珈琲 やまぶき














お店で一番の浅煎りの珈琲です。

とても甘い香りが特徴的です。
酸味は全く感じられず、口当たりが軽やかで
スタンダードに苦味も感じられます。


お店のメニュー説明では、

かろやかな酸味と優しい口当たり。
摘みたてのハーブのようなさわやかな香り。
浅煎りの珈琲豆はカフェイン量も豊富です。
目覚めの一杯にどうぞ。

と書いてあります。


珈琲に使われているカップが
陶器のもので、とても良いなぁと感じました。

陶器のカップに注がれた珈琲を飲むだけで、
すごく落ち着いて、安心感を得られる不思議な体験ができました。

僕の個人的な感想では、
南18条店より、こちらの宮の森店のほうが好きですね。


レビュー後記


珈琲通信初のお店のレビューはいかがでしたでしょうか?
もっとこういうことが知りたいとか、わかりにくいだとか、
感想を頂けると嬉しいです。

今後の参考にさせていただきます!


次回予告cU


次回は「嘉多山珈琲」と「森彦」のレビューを紹介したいと思います。
楽しみにしていてください(^^)/


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