『抽出の原理』
コーヒーの具体的な淹れ方を覚える前に、
『淹れ方と味の関係性』について理解を深めておきましょう(^^)/
どんな器具をつかって淹れるにしても、
焙煎したコーヒー豆を挽いて、お湯をつかいますよね?
この挽いたコーヒーの粉にお湯を注ぐと、
コーヒーの成分がお湯に溶け出すのですが、
この工程を『抽出』と言います。
ドリップ、フレンチプレス、サイフォンなど
淹れる方法はいろいろありますが、
エスプレッソを除くと抽出の原理はみんな同じなんです。
じゃあ、コーヒーの成分はどのようにして
お湯に溶け出していくのでしょうか?
この仕組みを知っておくと、
とくにドリップなどの調整の幅が広い淹れ方は、
お湯を注いでいる際の抽出液の状態をイメージしやすくなります。
コーヒーの成分がお湯に溶け出す2段階
コーヒー粉にお湯を注ぐと、
粉の表面にある成分がお湯の中にいっきに溶け出します。
このとき成分が溶け出す速さは一定ではありません。
最初のうちは、
粉の表面とお湯に含まれる成分の濃度の差が大きいので
速く溶け出していきます。
これが1段階目です。
粉の表面の濃度が薄くなってくると、
今度は粉の中心部から表面へと成分が少しずつ移動していきます。
そして、粉とお湯に含まれる成分の濃度の差が
小さくなっていくので、ゆっくりとお湯に溶け出していきます。
これが2段階目になります。
以上のような性質をふまえて、
コーヒー豆の成分の中でも良い成分だけを引き出して
逆に悪い成分を抑えながら味を作っていくのが、
『抽出の技』になるんですね!!
次回予告cU
次回は、「コーヒーの味に影響する抽出時の5要素」について
お話していきたいと思います。
楽しみにしていてください(^^)/
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