6月21日の1杯と1禅語『無不是薬者』
~1杯のコーヒーを飲みながら、心が和む言葉をお楽しみください~
今日の1杯フォトcU
おはようございます(^^)/
コーヒーと味噌汁と食パンという異文化コミュニケーション!!
でも、ありです♪
今日の1禅語cU
------------------------------------------------------------『無不是薬者』
~くすりならざるものなし~
世の中に、薬にならないようなものは
ひとつもない。
「毒にも薬にもならない」という言い方がある。
あたりさわりのない、これといって特徴のない人をそう言ったりする。
毒は悪いものだけれど、毒があればあったで、
それは何かつかいようがある、ということなのだろう。
「薬」と呼ばれるものにも毒のようなものはたくさんある。
虫を殺す農薬はその典型だ。
いいものと悪いもの。
私たちは無意識にそれを分ける。
この人はいい人で、この人は良くない人だ、と分ける。
自分に対してもそうで、
優れた人と自分を比べては、「私にはこんな欠点がある」と嘆いたりする。
でも、物事も人も、みんな「何かの薬なのだ」と考えてみると、
ちょっとおもしろい。
自分が何かの薬になるとしたら、

毒や薬になるという部分というのは、
ある種の過剰なバランスの悪い部分だ。
デコボコした部分だ。
誰もが、「自分はこういうところが過剰だ」とか
「こういうところが足りない」とか思っている。
でもそれは、たぶん、
コンセントのプラグとソケットみたいなもので、
出っ張りや凹みが即「悪い」ということではないだろう。
それどころか、そんな過剰さや欠落がなければ、
それこそ「毒にも薬にもならない」のだろう。
出っ張りや凹みは、それがあるというところに意味がある。
誰もが、誰かの薬として、偏った特徴を持って生きている。
(『禅語 zengo』本文より一部抜粋)
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今日の独り言cU
今では嗜好品として扱われているコーヒーが
その昔「薬」として飲まれてきたように、
僕たちにも何らかの特徴や効用が必ずあって、
その時々、その場面場面、受け取る人それぞれ、で効果が変わるんでしょうね♪
誰にでも効くものではなくて、
必要とされている人、相性が合う人に絶大な効果をもたらすんだと思います。
あなたはあなたでいい。
あなたがあなたであるからこそ、助かる人が必ずどこかにいるはずです。
Let's enjoy coffee life♪
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