2014年6月21日土曜日

6月21日の1杯と1禅語『無不是薬者』

6月21日の1杯と1禅語『無不是薬者』

~1杯のコーヒーを飲みながら、心が和む言葉をお楽しみください~


今日の1杯フォトcU














おはようございます(^^)/
コーヒーと味噌汁と食パンという異文化コミュニケーション!!

でも、ありです♪


今日の1禅語cU

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『無不是薬者』

~くすりならざるものなし~


世の中に、薬にならないようなものは
ひとつもない。

「毒にも薬にもならない」という言い方がある。
あたりさわりのない、これといって特徴のない人をそう言ったりする。

毒は悪いものだけれど、毒があればあったで、
それは何かつかいようがある、ということなのだろう。

「薬」と呼ばれるものにも毒のようなものはたくさんある。
虫を殺す農薬はその典型だ。

いいものと悪いもの。

私たちは無意識にそれを分ける。
この人はいい人で、この人は良くない人だ、と分ける。

自分に対してもそうで、
優れた人と自分を比べては、「私にはこんな欠点がある」と嘆いたりする。

でも、物事も人も、みんな「何かの薬なのだ」と考えてみると、
ちょっとおもしろい。

自分が何かの薬になるとしたら、
それはどんな作用を持つ薬なのだろう。

毒や薬になるという部分というのは、
ある種の過剰なバランスの悪い部分だ。

デコボコした部分だ。

誰もが、「自分はこういうところが過剰だ」とか
「こういうところが足りない」とか思っている。

でもそれは、たぶん、
コンセントのプラグとソケットみたいなもので、
出っ張りや凹みが即「悪い」ということではないだろう。

それどころか、そんな過剰さや欠落がなければ、
それこそ「毒にも薬にもならない」のだろう。

出っ張りや凹みは、それがあるというところに意味がある。

誰もが、誰かの薬として、偏った特徴を持って生きている。

(『禅語 zengo』本文より一部抜粋)
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今日の独り言cU


今では嗜好品として扱われているコーヒーが
その昔「薬」として飲まれてきたように、

僕たちにも何らかの特徴や効用が必ずあって、
その時々、その場面場面、受け取る人それぞれ、で効果が変わるんでしょうね♪

誰にでも効くものではなくて、
必要とされている人、相性が合う人に絶大な効果をもたらすんだと思います。

あなたはあなたでいい。
あなたがあなたであるからこそ、助かる人が必ずどこかにいるはずです。

Let's enjoy coffee life♪

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